メディア

GeNiE株式会社、株式会社クラウドワークスとフリーランスのファイナンス支援に向けた基本合意書を締結

報道関係者各位

2024年11月6日
GeNiE株式会社
株式会社クラウドワークス

GeNiE、フリーランスのファイナンス支援のためクラウドワークスとの協働開始
ー 共同調査からフリーランスの資金調達手段のニーズが明らかに ー

エンベデッド・ファイナンス事業を展開するGeNiE株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:齊藤 雄一郎、以下「GeNiE」)と、企業と個人をつなぐオンライン人材マッチング事業を展開する株式会社クラウドワークス(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 兼 CEO:吉田 浩一郎、以下「クラウドワークス」)は、フリーランス向けの金融事業の協働検討に関する基本合意書を締結いたしました。

GeNiEとクラウドワークスは、今後フリーランスへのファイナンス支援に向けた協働により、フリーランスの経済的な支援に取り組んでまいります。

クラウドワークスは、フリーランスの仕事面と生活面の両面におけるサポート体制を強化することによって、フリーランスの経済的なストレスを軽減し、自らのキャリアをより自由に選択することができるようになる社会の実現を目指しています。

GeNiEは、Webやアプリを通じてサービスを提供する事業会社が既存事業にレンディング(貸付)機能をプラスするための組込型金融サービス「マネーのランプ」を提供しています。「マネーのランプ」を通して、フリーランスの一時的な資金繰りをサポートするだけでなく 、ファイナンシャル・ウェルビーイング(将来の経済的安心感)を創出したいと考えております。

本協働により、フリーランスのファイナンス面での負荷を軽減し、人々が自らのキャリアをより自由に選択する選択肢が広がる社会の実現を目指してまいります。

■取り組みの背景:クラウドワークスとの共同調査「フリーランスの資金繰りに関する実態調査」

フリーランス向けの金融事業の協働検討にあたり、クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」(以下「クラウドワークス.jp」) 利用者996名を対象に「フリーランスの資金繰りに関する実態調査」を実施しました。フリーランスという働き方が社会に広がり続ける一方で、収入の安定性がないことも多く、資金調達や生活費の補填に対する不安が大きな課題として挙げられています。本調査では、その課題に対する実態やフリーランスの資金ニーズが明らかになりました。

【調査サマリー】
・フリーランスの76%が「収入の不安定さ」を懸念
・資金繰りの不安を抱えるフリーランスのうち、59%が「将来の資金」に対して漠然とした不安を感じている
・66%のフリーランスがお金の工面をした経験があり、その理由の1位は「生活費の補填」
・21%のフリーランスが金融機関の審査に落ちた経験を持つ
・72%のフリーランスが、迅速で簡便な審査プロセスを持つフリーランス専用カードローンに好意的

・フリーランスの76%が「収入の不安定さ」を懸念

まず、スクリーニング調査にてクラウドワークス.jp利用者に対し、会社に雇用されているかを尋ねました。雇用されていないと回答した方に対し「フリーランスを続ける中で不安に感じること」を質問したところ、76%が「収入が不安定」であることだと回答しました。

・資金繰りの不安を抱えるフリーランスのうち、59%が「将来の資金」に対して漠然とした不安を感じている

スクリーニング調査にて「収入が不安定である」「雇用と比べて保障が少ない」「社会的信用を得るのが難しい」ことが不安と回答した方を対象に本調査を実施しました。調査によると、フリーランスの59%が「将来の資金に対する不安」を抱えており、45%が「病気やケガで働けなくなった場合の保障が不十分」と感じています。これらのデータは、フリーランスが収入の不安定さと保障の欠如に大きな課題を感じていることを示しています。

・66%のフリーランスがお金の工面をした経験があり、その理由の1位は「生活費の補填」

66%のフリーランスが「過去にお金に困って工面をしたことがある」と回答しました。

お金に困った理由について、「生活費の補填」が41%、「収入を得るまでのつなぎ」が22%という結果になりました。フリーランスは毎月の収入が安定しない傾向が強く、固定費である家賃や光熱費、食費をどう確保するかが日常的な課題であることが、この結果からうかがえます。

・フリーランスの5人に1人が金融機関の審査に落ちた経験を持つ

フリーランスの多くが、家族や知人からの借り入れに頼る一方、カードローンやカードキャッシングなど、消費者金融によるサービスの利用も一般的であることが分かりました。

その一方で、5人に1人のフリーランスが金融機関の審査に落ちた経験があることも明らかになりました。これは、収入の不安定さや社会的信用の不足が審査通過の障壁となっている可能性が示唆されています。

・72%のフリーランスが、迅速で簡便な審査プロセスを持つフリーランス専用カードローンに好意的

調査によると、72%のフリーランスが、迅速で簡便な審査プロセスを持つフリーランス専用カードローンに対して好意的な意見を持っています。

【調査概要】
調査名:フリーランスの資金繰りに関する実態調査
調査対象:クラウドワークス.jp利用者
回答者数:スクリーニング調査 996名
     本調査 179名
調査期間:スクリーニング調査 2024年6月6日〜2024年8月2日
     本調査 2024年8月7日〜2024年9月2日
調査方法:インターネット調査
調査主体:GeNiE株式会社、株式会社クラウドワークス


■「安心して働くために」— フリーランスの資金不安を解消する新たな支援策とは?

本調査で明らかになったのは、フリーランスが抱える資金不安が、彼らの生活や仕事に大きく影響しているという現実です。フリーランスという働き方の自由や柔軟性と引き換えに、収入の不安定さや保障の不足が深刻な課題となっており、特に生活費の不足や将来の資金不安が大きくのしかかっています。

ファイナンシャル・ウェルビーイングの重要性

将来の経済的な安心感を持つことは、フリーランスが安心して仕事に取り組むために必要な基盤です。本調査によって、66%のフリーランスが過去に資金繰りで苦労し、21%が金融機関の審査に通らなかった経験を持つことが分かりました。これは、従来の銀行融資や一般的なカードローンが、フリーランスにとって利用しづらいことを物語っています。

フリーランス専用の金融サービスで実現する長期的な安定

そんな中で、72%のフリーランスが迅速で簡便な審査プロセスを持つ「フリーランス専用カードローン」に好意的であることが明らかになりました。これは、単なる一時的な支援ではなく、将来の経済的安定も視野に入れたソリューションへの強い期待を示しています。フリーランスは収入の波が大きく、特にプロジェクト間の収入が不安定になることが多いため、こうしたサービスは急な出費や不測の事態に備えられるだけでなく、長期的なキャッシュフローの安定に貢献できます。

GeNiEの組込型金融サービスが提供する「将来の経済的な安心感」

近年、耳にすることが増えた「エンベデッド・ファイナンス」という言葉。「事業会社が、自社のサービスに金融サービスを組み込んで提供する」ことを指し、これにより、エンドユーザーは自ら金融事業者にアクセスすることなく普段利用しているアプリやWeb上で金融サービスを利用することが可能となります。GeNiEは「日常に金融が寄り添うカタチこそが金融機能のあるべき姿」と考えており、我々が目指す世界の実現のため、レンディング(貸付)機能に特化した組込型金融サービス「マネーのランプ」を企業に提供しています。

当社が提供する組込型金融サービスでは、フリーランスの一時的な資金繰りをサポートするだけでなく、ファイナンシャル・ウェルビーイング(将来の経済的な安心感)のためのサポートを目指しています。

GeNiEとクラウドワークスは、今後フリーランス向けの金融事業の協働検討に取り組んでまいります。フリーランスを経済的なストレスから解放することで、人々が自らのキャリアをより自由に選択でき、持続可能な形で築けるような社会の実現を目指します。


■株式会社クラウドワークスについて

会社名株式会社クラウドワークス
所在地東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー6階
代表者代表取締役社長 兼 CEO 吉田 浩一郎
主要事業インターネットサービスの運営
設立2011年11月11日
ホームページhttps://crowdworks.co.jp/

■GeNiE株式会社について

会社名GeNiE株式会社
所在地東京都中央区八丁堀四丁目3番5号 京橋宝町PREX
代表者代表取締役社長 齊藤 雄一郎
主要事業エンベデッド・ファイナンス
設立2022年4月1日
ホームページhttps://genie-ml.com/

本件に関するお問い合わせ先

https://genie-ml.com/money-lamp/contact/

GeNiE株式会社のプレスリリース一覧

https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/132069